公認スポーツ指導員・ジュニアスポーツ指導員
どんな資格?
公認スポーツ指導員とは、地域のスポーツ教室や陸上やサッカー、水泳、スキー、テニス等の地域のクラブの指導者を認定する財団法人日本体育協会が主催する公的資格です。文部科学大臣認定の「スポーツ指導者の知識・技能審査事業」の一環として運営されています。
公認スポーツ指導員には陸上、水泳、サッカー、スキー、テニス、ボート、ホッケー、バレーボール、体操、バスケットボール、スケート、セーリング、ハンドボール、自転車、ソフトテニス、卓球、軟式野球、馬術、柔道、ソフトボール、フェンシング、バドミントン、弓道、ライフル射撃、剣道、ラグビーフットボール、山岳、カヌー、アーチェリー、空手道、アイスホッケー、銃剣道、なぎなた、ボウリング、綱引、ゲートボール、カーリング、パワーリフティング、グラウンド・ゴルフ、トライアスロン、バウンドテニス、エアロビック、ローラースケート、ダンススポーツなど全33競技があり、協議毎に認定される形になります。
公認スポーツ指導員になるには、財団法人日本体育協会が行うスポーツ指導者の講習を受講して、検定試験に合格する必要があります。また、資格有効期限もあり、有効期限内に資格更新の手続きを取る必要もあります。
ジュニアスポーツ指導員とは、公認スポーツ指導者のひとつで、地域のスポーツクラブなどで2歳から15歳までの幼・少年期の子供達を対象に、遊びなどを通して、身体づくりや基本的な動作の習得を図ったプログラムを提供できる指導の専門家のことです。資格の取得方法は公認スポーツ指導員に準じます。
資格種類
公的資格
合格率
指導員および、ジュニアスポーツ指導員共に約90%
受験資格
【指導員】:受講する年の4月1日現在、満18歳以上の者など
【ジュニアスポーツ指導員】:受講する年の4月1日現在、満20歳以上の者など
試験内容
共通科目:3回にわけて課題を提出。原則として満点の6割以上を合格とする
専門科目:実施競技団体が定めた筆記試験やレポート課題、技能検定の総合判定とする
【共通科目1(通信)】
1:文化としてのスポーツ 2:指導者の役割I 3:トレーニング論I
4:スポーツ指導者に必要ない学的知識I 5:スポーツと栄養
6:指導計画と安全管理 7:ジュニア期のスポーツ 8:地域におけるスポーツ振興
【専門科目】:競技毎および、ジュニアスポーツ指導員では別カリキュラムもある。
その他、40時間の指導実習など
試験日
要問い合わせ
実施方法
【指導員】
共通科目:学校法人日本放送協会学園(NHK学園)の通信講座:3ヶ月
専門科目:日本体育協会において計画、実施されます。集合講習会は、全国2会場(東・西)で、前期3日間、後期2日間の2回に分けて開催
【ジュニアスポーツ指導員】
共通科目:学校法人日本放送協会学園(NHK学園)の通信講座:3ヶ月
専門科目:日本体育協会において計画、実施されます。集合講習会は、全国2会場(東・西)で、前期3日間、後期2日間の2回に分けて開催
申し込み先・申し込み方法
(財)日本体育協会 スポーツ指導者育成部 指導者育成課
〒150-8050 東京都渋谷区神南1-1-1 岸記念体育会館
℡03(3481)2226 Fax03(3481)2284
受験料
【指導員】
共通科目:21,000円(教材費含む)
専門科目:14,700円(別途必要経費等ある場合あり)
【ジュニアスポーツ指導員】
共通科目:21,000円(教材費含む)
専門科目:21,000円(教材費含む)